これは、僕の妻に実際に起きた話です――保育園で突然「退職勧奨」を受けた日、夫としてできることを考えた

目次

はじめに|「家族のため」のはずだったのに

これは、僕の妻に実際に起きた話です。
そして、現在もなお進行中の出来事です。

この先どうなるのか、正直なところ、僕たちにもまだ分かりません。
それでも、同じように職場でパワハラや理不尽な扱いに苦しんでいる人が、

  • 泣き寝入りせず
  • 自分を守る行動を選び
  • 「次の一歩」を踏み出す

そのきっかけになればと思い、この出来事を記録として残すことにしました。

本記事では、
保育園で看護師として働く妻が突然「退職勧奨」を受けた経緯と、
そのとき家族として、夫として何を考え、どう動いたのかを、
事実ベースでお伝えします。


この記事でわかること

  • 退職勧奨とは何か
  • どんな点が「問題のある退職勧奨」だったのか
  • 家族として介入することは間違いなのか
  • 理不尽な対応を受けたとき、最低限やるべきこと

※特定の園や人物を誹謗中傷する目的ではありません。


妻の仕事と、これまでの歩み

妻は、保育園で働く看護師です。

大学病院に勤務した後、
「子どもと直接関われる現場で働きたい」という思いから、保育園へ転職しました。

  • 勤続:約7年
  • 子どもが好き
  • 園児の体調管理・ケガ対応・保護者対応を一手に担う立場

4年前に次男を出産し、
産休・育休を経て時短勤務を続けながら働いていました。

子育てと仕事の両立は簡単ではありません。
それでも、園児のために、毎日一生懸命働いていた――はずでした。


保育園に潜む「独裁的な構造」

妻の勤め先の保育園は、

理事長=園長=オーナー

という構造でした。

つまり、
経営・人事・現場判断のすべてを、80歳を超える園長が一人で握っている状態です。

  • 意思決定はすべて園長
  • 職員の意見は通らない
  • 気に入らない職員は排除される

園内には、
「逆らわない人だけが残る」
そんな空気ができあがっていました。

結果として、

  • 退職者が異常に多い
  • 新卒が来ない
  • 派遣会社の間でも“避けられる園”になりつつある

――そんな状態だったのです。

正直、僕は当初こう思っていました。

「どこにでもある話だろう」
「嫌なら辞めればいい」

しかし、
なぜこれほど人が辞めていくのか
その理由を、後になって思い知ることになります。


突然の「退職勧奨」

ある日の夕方、妻からLINEが届きました。

「今日、話せる?」

その一言で、ただならぬ雰囲気を感じました。

帰宅後、妻が静かに言いました。

「園長に呼び出されてね…
『会議に出ないのは社員じゃない』
『育児と介護に専念したほうがいい』
って言われて、退職を勧められた」

――退職勧奨

初めて耳にした言葉でした。

退職勧奨とは

会社が従業員に対し、
自主的な退職を促す行為です。
解雇とは違い、形式上は「本人の意思」とされます。

しかし今回、理由として挙げられた内容は、

  • 業後の会議に出ていない
  • 育児・介護に専念すべき
  • 新年度初頭の軽微なトラブル

どれも、
退職を迫る合理的な理由とは言えないものでした。

保育園という、
「子どもと家庭を支える場所」で、
子育て中の職員を排除する発言

この瞬間、
胸の奥で何かが音を立てて壊れました。


夫として、動く決意をした理由

これまでも、妻の職場にはおかしな点がありました。

  • 園長の気分で人事が変わる
  • いつの間にか職員が消えている
  • 異議を唱える人はいなくなる

それでも僕は、
「職場の問題に家族が口を出すべきではない」
そう考えていました。

しかし今回、妻は明らかに追い込まれていました。

  • 食事が喉を通らない
  • 表情が消える
  • 夜、眠れない

このままでは、
心が壊れてしまうと感じました。

その日のうちに、
僕は妻の勤める保育園へ向かいました。


保育園との初対面で感じた違和感

対応したのは副園長でした。
園長は不在。

「体調が悪く、病院に行っていると思います」

と説明されました。

僕は、感情を抑えてこう伝えました。

「妻が急な退職勧奨を受け、精神的に不安定になっています。
家族として、事実確認をしたいだけです。」

しかし返ってきたのは、

  • 園長がいない
  • 詳細はわからない
  • こちらでは判断できない

という言葉ばかり。

途中、職員がメモを持って出入りする様子を見て、
この園が園長の“指示待ち”でしか動かない組織だと、はっきりわかりました。


今後のために「記録」を残すと決めた

この出来事をきっかけに、
僕たちはすべてを記録することにしました。

  • 面談内容
  • 発言
  • LINEやメール
  • 日付・時間

感情的な復讐ではありません。

事実を残すためです。

パワハラや退職勧奨は、
証拠がなければ「言った・言わない」で終わります。

だからこそ、
小さなことでも記録する。

これは、
自分を守るためにできる最低限の行動です。


退職勧奨で問題だった3つの点(整理)

ここで、今回の件で特に問題だった点を整理します。

① 理由が曖昧で合理性がない

業務上の重大な問題がなく、
退職を迫る根拠が不明確でした。

② 子育てを理由にしている

育児を理由に退職を促す発言は、
極めて不適切です。

③ 記録を残さない前提で進められている

密室での呼び出し・口頭説明のみ。
典型的な“記録に残させない”やり方でした。


よくある質問(同じ立場の人へ)

Q. 退職勧奨は違法ですか?
A. 原則違法ではありませんが、強要や不利益扱いがあれば問題になります。

Q. 録音や記録はしてもいい?
A. 自分を守る目的での記録は違法ではありません。

Q. 家族が介入するのは間違い?
A. 精神的負担が大きい場合、家族の同席や相談は正当です。


おわりに|「我慢」ではなく「行動」を選んでほしい

この話は、まだ終わっていません。

今も妻は戦っています。
そして僕も、夫として支え続けています。

保育園という、
子どもを守る場所で働く人が、
理不尽に追い詰められている現実。

もし、同じような状況で悩んでいる人がいたら、
どうか「我慢」ではなく「行動」を選んでください。

  • 相談する
  • 記録を取る
  • 自分を守る

それが、次の一歩につながります。


次回予告

次の記事では、
妻が園長室で実際に受けた発言内容を整理し、
退職勧奨の問題点をさらに掘り下げます。

👉
「なぜ、この言葉がアウトなのか」
「何が決定的におかしかったのか」

物語は、ここから大きく動き出します。

※本記事は、特定の個人や施設を誹謗中傷する目的ではなく、
実体験をもとに、同様の悩みを抱える方が
自身の状況を見つめ直すきっかけを提供するために
記録・共有しています。

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